1181 ウワミズザクラ

連休の頃の山の斜面は、樹の芽生えの色の洪水です。コナラの銀色、クヌギの淡黄色、シデやカエデの輝く緑・・・・樹がそれぞれの色彩で「ここにいるぞっ」と自己主張しています。日ごとに変わると色彩のグラデ−ションは生命のエネルギ−そのもの。一年で一番、樹が輝いている季節です。

 

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不思議な花で自己主張する樹もあります。10cmくらいの白いブラシが樹を覆っていて、あるぞっ!と気がつきます。が、花の季節以外は目立ちません。ちょっと夏が涼しい山に生えている ウワミズザクラ(上溝桜) です。樹の下に立つと、杏のような甘い香り淡く漂ってきます。古代には「ハハカ」と呼ばれていたようです。

 

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白いブラシは5mmくらいの小さな花が密集してできています。長く突き出しているのは雄しべ。よく見ると、5枚の花びらで、形も桜の花。桜にもいろいとあるという、ウワミズ桜です。

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