1200 砂茶碗

知っていると『あれだ〜!』と分かるけど、知らないと『こりゃ何だ?』の不思議な物がよくあります。

 

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その一つがこれです。きれいな砂や泥の遠浅の海でよく見かける不思議作品、砂茶碗

 

12003.jpg (26947 バイト) 茶碗というよりシャツの襟。直径は大体10cm以上。

どう見ても生き物関係とは思えません。が、ツメタガイ という貝の卵の塊。無数の卵を砂・泥に混ぜて固めて、こんな形に。

ツメタガイはアサリのような2枚貝に穴を開け、中味を溶かしながら食べる肉食の巻貝です(画像割愛)。襟の真ん中の○がツメタガイの大きさか。卵の中で育った子供が泳ぎ出ると茶碗は崩れていきます。ですが、どうやって、こんな不思議な形に仕上げるかは謎です。これが波で壊れないのも不思議。

が、砂茶碗がある→ツメタガイが居る→エサの2枚貝がいっぱい居る。で、砂茶碗がある浜はアサリ採りの最適の場所。は確かです。


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ついでに、左はいかにも卵らしいので安心できる、イボニシという巻き貝の卵。右はアマモ
生み付けられたコウイカの卵の塊。小さな飴くらい。梅雨の頃の浜もなかなか賑やかです。

 

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岩をひっくり返してみると、目に鮮やかな、宝石のような模様の5mmくらいの物体が。眺めているとゆっくりと、滑るように動いていきます。ウミウシかと思えるほど、きれいな色彩や形の種類もいるヒラムシと分かりました。これはモヨウマルヒラムシ(模様・丸・ヒラムシ)。

ネタに困った時はやはり海へ。いくらでも不思議が落ちています。

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