1352 ラオスの旅V(25)モモタマナの木

昔〜し 相当前のことですが。屋久島に行こう!と地図を見たら、山登りが辛そうなので、やはり楽が一番と、西表島に行ったことがあります。

そして、西表島の西の方、もうそこまでしか道が無い、それから先は船で行くしかない。の、白浜から船に乗って、船浮という小さな村に行ったことがあります。
西表島の海はどこも最高にきれいですが、船浮の白い珊瑚礁の海辺の、モンパの木の木陰に腰を下ろし、眺めた海のきれいだったことっ!

その船浮の部落の真ん中あたり、小さな広場に『かまどま』の碑が建っていました。かまどまは船浮の絶世の美女の乙女です。そのかまどまは祖内から赴任してきた役人に恋をした。二人は相思相愛でありましたが、やがて男の任期が終わり、二人は別れることに。の、悲恋の物語。西表島の民謡にも唄われています。

かまどまは大きな木をかき抱きながら『逢いたい〜』と嘆き悲しんだのでした。その大きな木の下に『かまどまの碑』が建っていますが、その木は西表島辺りではクバデサ(沖縄本島ではクファ−ティ−サ−)と呼ばれている木です。その頃はあまり木の名前なんかに興味を持ってなかったのですが、たぶん、おそらくクバデサモモタマナという木でした。

その時は40本くらい写真を撮っていて、フィルムを調べれば、かまどまのクバデサが=モモタマナと判明するはずですが、捜索に時間がかかりそうで・・・クバデサ=モモタマナ(桃・玉名)で話をすすめます。

 

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モモタマナは使君子の仲間で、手のひらより大きな葉が輪生し、傘型に拡がりながら大きくなる、亜熱帯〜熱帯の海辺を好む木です。よい木陰をつくるので、庭先にもよく植えられています。ホルトノキのように、必ずどこかの葉が赤くなっていて、大きな葉の木なので、すぐ気が付きます。

フィリピン、インドネシアのボルネオ島、スラウェシ島、ジャワ島、バリ島、オ−ストラリアのケアンズ、ブリスベン、タイ、カンボジア、あっても不思議じゃない所には必ずありました。のような、世界樹です。

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梅よりは大きな堅い実がなります。ア−モンドの香りがし、食料になるそうですが、いくらでも落ちているので、さすがのラオスの市場でも、売ってませんでした。

そのモモタマナの木で、ムラサキシジミにそっくりなシジミチョウがよくウロウロしていました。蝶の背後の丸い物は花の蕾です。というモモタマナの木です。

 

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変な木も見ました。これです。ブドウのような固まりで、いきなり幹から果実が。 一粒づつの艶々感とシワシワ感は、気合いの抜けたリンゴ味のフトモモ科のレンブに似ていますが、何かな?。美味しそうに見えるけでど、一匹も蟻がきてないので、大した果実じゃない。と、載せないでおきました。

が、食べられる物にはちょっとうるさいgulaさん、関西出身で現在タイ在住、の12月15日のブログにこの木のことが。偶然とはいえ助かります〜、で載せられました。

『うちのアパートにマヨムという名前の木があります。ひょろんとしていつでもぽきっと折れてしまいそうな・・・頼りなさそうな木です。ただいま実がいっぱい実っています。ちっちゃいかぼちゃみたいでかわいい!!食べれるのかな〜、おいしいのかな?でも落ちている実にクロが全く興味を示さないので きっとおいしくないんだろうな〜・・・とここんところずっと眺めていたのですが

一昨日タイ料理屋さんで「スターグースベリーシャーベット」というデザートを食べたんです。「スターグースベリー」って何だろうと思っていたら、物知りな友人が「ちっちゃいかぼちゃみたいな実のなる木でタイではマヨムっていう」と教えてくれました。この木のことだったんです!甘酸っぱくておいしかったです。そのままで食べると酸っぱいだけらしいです。』

ということで、タイ語ではマヨム、そのままで食べると酸っぱいだけのトウダイグサ科の木の実と分かりました。

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メコン川沿いにある県立病院裏の通りには、こんな大きな木の並木がありました

 

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インド菩提樹の木は街のあちこちにありました