1359 ラオスの旅V(30)ホテルへ

田舎のJR駅くらいの,シェンクアン空港の外にでで見ると食堂風の小さな店以外何もなし。他のお客は迎えの車でドンドン去っていきます。あれっ ホテルの車が来てないっ!「迎えに来てね」と連絡しておいたのに・・・ま、ありがちな事です。

と、途方にくれていると なかなか男前の 英語がうまいお兄ちゃんがやってきて 
「ホテルですか?お迎えに来ました〜」 迎え?なら何でわしの名前を知らんのじゃ!こいつら俺を誘拐するか 
とやや警戒しましたが、他に方法もなし 「ジャ−ル平原ホテルにやって」とタウンエ−スに乗り込みました。

15分くらいの道中 
『あの観光ですが?今シ−ズンオフで外国からのお客もないので、乗り合いのツアーは出ませんよ。ジャ−ル平原へ? それなら明日この車で行きませんか? 料金40ドル+ガイド料10ドルですけど』 

ははぁ〜 こうやって客を拾うんか。一人旅の心細さで、疑心暗鬼になりがちです。ホテルに着いても、そうしましょう!攻撃。ま、しょうがない。 「じゃ 明日9時30分に来てね」 

翌日その青年のガイドでジャ−ル平原に行くと、6,7人の外国人を乗せてタウン・エ−スが2台。やっぱり〜(-.-;)y-~~~ と思いましたが、そっちは一人17ドルで、こっちは50ドルで高いけど自由な大名観光。50ドルの値打ちはある。外国へ行くと急に太っ腹になります。
つきあってみるとなかなか好青年でした。ま、これでよかったんかもしれん。と、思うことにしました。

ということもありましたが、
町の大通りから、歩くと3分くらいの、50mくらいの高さの丘の上にホテルはありました。

「あれっ!お客が来た。知らなかった」という雰囲気です。予約のノ−ト−見てみ!あれ〜3人と書いてありますけど・・・一人は早く来ると書いてない?わかりません・・・・・。若いバイト風従業員5人、プロフエッショナル度−100。 困ったな〜でも部屋ある?
「はい誰も泊まってませんから」「あの〜一泊50ドルですけどいいですか?」

丘の下の通りには、10ドル〜20ドル級のホテルもありましたが、雨も降ってきたし、また探すの面倒だし 
「泊まるよっ」
「あの〜50ドルですけど」。プロフエッショナル度−100の従業員も困ったようです、二日目の夜
「あの〜二日分の100ドル払ってくれませんかぁ」「何でやねんっ!」

あとで聞いたら(プロフエッショナル度−100の従業員はみんな気が良い若者でした)、100ドルと言えば彼らにとって給料3月分くらい。荷物はザックだけの怪しいおっちゃんがお金持ってるか?と心配になってホテルのマネ−ジャ−に電話したそうで。なるほど無理もない・・・やはり旅は身だしなみも大切です。

とすったもんだがあるのも、旅の醍醐味です。

 

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部屋こっちです。あれコッテージかっ!

135811.jpg (21961 バイト) お〜っ 居間もあるんか。暖炉もあって,ちゃんと火を燃やした跡もありました。

居間の窓を開けるとベランダがあって、洗濯物を干すついでに、椅子に腰を下ろし、風景を眺めながらマンゴスチンを食べ・・・リッチな気分〜 安らぐ〜

マンゴスチンの皮は、いつの間にかベランダから消えています。庭掃除のおじさんが、気が付いたら、片づけてくれていました。

プロフエッショナル度−100の気が利かないホテルですが、従業員はみんないい人でした。、

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チ−ク材をふんだんに使った寝室も広々。立派なバスタブの洗面所もあって。一人ではもったいない。ずっと住んでいたい。なるほど〜 このホテルは外国人向けのリゾ−トホテル。今はシ−ズンオフで誰も泊まってない。ということが分かりました。

あれっ エアコンが無いけど? ジェンクワンは涼しく、夏でもエアコン要りません。網戸がついた窓を開けてくと昼間でも涼しい風が入ってきます。

 

135815.jpg (30512 バイト) 何とか部屋を確保しましたが、それからすぐに雷鳴が轟き、バケツをひっくり返したような雨になり。ラオスに来て初めての本格的な雨で、やっぱり雨期と安心しました。

それから2時間、激しく雨は降り続き、日が暮れる頃にやっと止み。北側の窓を開けると・・・

 

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こりゃ何じゃっ!の風景が拡がります。朝な夕なにこの風景を眺め、やっぱり老後はここに住むことにしました。

 

135804.jpg (17429 バイト) 外に出てホテルの構造を点検してみると、草原いっぱいのホテルで、突き当たりがフロントと食堂。右がコッテ−ジ10部屋。私の部屋はフロントのすぐそば。左の2階建ては普通のホテル部屋、バスタブなし40ドルです。

 

ホテルから南を見下ろすと町並みが。町並みまでは丘を下って、犬に吠えらながら徒歩3分です

 

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右の大きな建物は最近できたショッピングセンタ−=チャイナマーケット。

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ここらが、郵便局や市場や食堂がある町の中心あたり。奥行きはありますが
建物がいっぱい並んでいる地区はこれで全部。静かな田舎の高原の町です。

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フロントの横が食堂で。

135824.jpg (30938 バイト) 食堂を抜けるとテラスがあって、ここで風景を眺めながら安らいでいると、従業員のお兄ちゃん達もやってきて世間話(みんなテレビ見る以外することもなく、暇です。

あっ!

この白い椅子を見て思い出しました。


プロフェッショナル度0、気が利かん事∞、だけどみんな良い奴。木をふんだんに使った広々とした部屋。ホテルに着いた直後から、あれ この雰囲気!どこかで〜! 

思い出しました〜 フロントにあったパンフレットを見たら、やっぱり 「Vannsana ジャ−ル平原ホテル」 2年前のバンケン村で泊まったホテルも Vannsana。同じ経営者のホテルでした。どうりで・・・・

もう雨はやんでいましたが、丘を降りで町の食堂に行くのも面倒くさい。何かできる? 鳥の空揚げならできます。赤米の餅米 カオニヤオとそれで夕食終わり。美味度100。

部屋に戻り、暗くなると、日本の虫たちとそっくりの鳴き声が、四方から押し寄せてきます。もう秋か〜 しみじみとシェンクワンの夜は寂しく更けていくのでした。

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