139 ジャンボたにしの逆襲:スクミリンゴガイ

久々に不気味系の話題です。
日本では特に人気の高いフランス料理。フランス料理とくれば 『エスカルゴ!』 と発想する人が当然いました。エスカルゴ?でんでんむしむしカタツムリのカタツムリです。そして、フランスに弱い日本人にエスカルゴを食べさせて大儲けをと考える人も当然いました。

しかし、フランスから輸入するほどのものでもないし、といって、日本にはドッと集められるほどカタツムリはいないし----。そうだ!騙されやすい日本人だからラベルにエスカルゴと書いておけばOK。ということで、養殖が簡単で、どんどん増える、ジャンボタニシの養殖が今から10年以上前に始まったのでした。しかし、食べる人がいなくて失敗。きっと、日本にはサザエやアワビなど由緒正しい貝達がいるのを忘れていたのですね。誰が、カタツツムリや偽エスカルゴなど----.

 

1393.jpg (29175 バイト) ジャンボタニシの本名は南米原産のリンゴ貝の仲間でスクミリンゴガイです。大きさは日本に昔いっぱいいたマルタニシと同じくらいで3−5cmくらい。

さて、養殖失敗で、放置されたスクミリンゴガイは田圃や用水路で勝手にどんどん増えました。日本のタニシは農薬などで減ったのですが、そんな事には関係なしの生命力。天敵は鳥でしょうが、ものすごい数ですよ。

困ったことは稲の新芽を食べること。田植え直後の苗にすごい食害を与える、水田の悪役になっています。多い所では、家族総出で集めて、ドラム缶につめても全く減る様子がないそうです。

 

 

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きれいでしょう。これが卵で6−8月に産卵されます。桜色というか朱色というか、直径2mmくらいの卵がぶどうの房のように固まって、水路の壁や稲に産み付けられいます。本当にきれいなのですが、貝は農業の敵ということでうまくいきません。

それぞれ意図は違ったのですが、食用カエル、ブルーギル、アライグマ、ヌートリア---増やすことを目的に日本に持ち込まれ、勝手に増えた動物は多いですね。この貝がどれくらい深刻な害を与えるのか知りませんが、じわーじわーと勢力を伸ばしているとか。いませんか?あなたの家の近くの用水路や田圃に。
私の家の近くでは小郡町にだけ居たのですが、ついに山口市の矢原の田圃に進出しました。しらないぞー。