1421 バングラデシュへ(19)ショミティ設立総会

インドの穀倉地帯として、文化と長い歴史があるバングラデシュなのに、なぜか今も最貧国の一つ。しかし、貧乏な国はいろいろ行きましたが、貧乏だから可愛そう、不幸せ、と思ったことはありません。

その国にはその国の幸せがあって、生き甲斐があって、人生があって、みんなそれなりに頑張っている。と、学ぶ事が多い途上国の旅です。

あるラオスの村で、日本の大学に留学して、帰国してからはNGOの一員として、農村復興のために働いているラオスの若者に会ったことがあります。

「日本の農村はいいですね みんなが力を合わせて 共同で草刈りしたり、道を治したり 村の事を話し合ったりしてるから。ラオスにはそんな考えや、習慣がありません 私は村にそんな組織をつくりたい」 
水があり余るほどある村でしたが、

「ほんとにね。みんなで共同の排水路や灌漑路を作ったら、もっと良い田んぼになるのにね」

バングラデシュの貧しい農村では、そんな自治会のようなもの 『ショミティ)』 つくりがBRAC(NGO)やJICAの支援ですすんでいるようでした。  今日はその ショミティの設立総会です。


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ブラブラして帰ってみると、みんな集まっました。

 

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おっ 男も女も子供も・・・7割の人が出席しないと、と心配してましたが、これなら安心です。「abeさん ここに座って」 前に並べられた来賓用のイス?に座ると、さっき事務所で会った、このショミティつくりの責任者の張り切った挨拶で総会が始まりました。

 

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5分で終わる挨拶が、思ったよりたくさんの人が集まって元気がでたせいか、だんだん熱気を帯びて、5分、10分、15分、20分・・・・  ジ−(そうだ! Yes)  ナ−(違う!No)・・・・ジ−!  ナ−!

演説に合わせて、みんなの ジ−  ナ− の真剣な叫び声が絶え間なくあがります。

 

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ジ−!  ナ−!  ジ−! ジ−! ちょっと前までは女性は絶対こんな場所には出てはいけなかたそうです。  こうやってバングラデシュも少しずつ変わっていくのでしょうか。

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興奮の演説が終わり、A君に促されて国際貢献度1くらいの短い挨拶をしました。A君ありがとう、感激の設立総会だった。

会議はさらに続いていきまいした、あとはみんなが決めること。部外者は退場、さようなら。陽が西に傾きかけた空を眺めながら、また、バンガリに乗って田んぼ道を、シンホティ村に帰りました。

いろいろな事があった一日。途上国の旅は学ぶことが多い旅です。