1435 イケマ

 

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イケマに花が咲いていました。イケマ? イ=それ、ケマ=足  それの足??、「それ」とはカムイ(神)。イケマ=神の足 アイヌ語です。

イケマには偉大な霊力があり、魔よけや病よけになります。乾したイケマ(根)を鉢巻や肌着に縫い付けたり、首から下げたりしました。 病が流行した時などは、少量を噛み、病人に吹きかけたり、家の中に吹きかけて歩きました。そうすると、イケマの偉大な霊力により、悪い病も退散すると思われていました。 アイヌはイケマを崇め、乾燥させて必ず蓄えていたそうです。


143502.jpg (23060 バイト) 葉はアサガオくらいで、花は小さく1cmくらい。花びらは分厚くフワフワした感じ。

ガガイモ科の特徴で、スズサイコ、ガガイモ、フナバラソウ、トウワタ、ブル−スタ−もこんな感じです。

イケマもガガイモ科の植物です。

143503.jpg (25567 バイト) そして、果実です。

花は小さいのに 「まぁなんと大きな実」 というのがガガイモ科の特徴です。

イケマも大人の指くらいあります。中にはフワフワの綿毛に包まれた種子が詰まっています。

 おっ やっぱり居たぞ!

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近くにアサギマダラがいました。イケマはアサギマダラの食草です。マダラ蝶はガガイモ科の植物を食べて育ちます。エサの植物に毒があるので、マダラ蝶、そして、アサギマダラにも毒があります。鳥も食べないというのが定説で、毒で身を守っています。

ちょっと前にも書いたような気がしますが・・・「アサギマダラは何百キロも旅する」と信じている人もいるようですが間違いです。。みんなが旅してるわけではありません。が、同じ場所でじっとしてるわけでもありません。アカトンボのように、暑い夏はちょっと涼しい山の上に・くらいはそこらをウロウロしてるのは確かですが

『私は自分自身のことは客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんですっ!』

と長旅をするのは少数派・・・ということで、イケマの紹介を終わります。

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