1442 キセワタ

最近の若者は・・・とか、その顔でブランド品か・・・とか・・・と憤慨する人もいますが、そんな習慣は大昔から。外国からきた新しいものにすぐ飛びつくのは、古代より日本人の得意技だったようです。

例えば、中国の七夕。それを知った万葉人は 「雨が降ったらあの二人が逢えない 可愛そう〜」式の、砂糖50gさらに10g ベタベタに甘い歌を−、ま 詩歌というのは言葉の遊び98%、真実2%くらいですから怒ってはいけないのですが、もうええ〜というほど万葉集にも載せています。

 

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真夏の野原で咲くキセワタです。「被せ綿」、正しくは「菊の被せ綿」と辞典に出ています。そりゃ何なんじゃ?

中国では9は陽。9が二つの9月9日はおめでたい数字が並び、重陽の節句。旧暦の9月ですから、菊の花が咲く頃です。平安時代には重陽の節句はもう普通に。9日は菊の節会で宮中に集まり菊を愛で、菊酒を頂いたそうです。

その前の日の8日の夜は 「ほれ あんた ちゃんと菊に綿を被せておいた?」と枕草子で清少納言も叫んでいます。
9日の朝、菊の香りがする、露で湿ったその綿で(=菊の被せ綿)体を拭うと健康・長寿に。

 

144201.jpg (30075 バイト) キセワタは「被せ綿」。それは分かった。

けど、キセワタのどこがどう「被せ綿」なんかが想像できません。

もうすぐ重陽の節句。
庭に菊があり、露がある頃にはもうとっくに、起きている方が人がおられましたら、前夜に菊に綿を被せ、どのようになるか?


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