1463 再見 アンコ−ルワット(14)中央祠堂へ

 

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アンコ−ルワットの見学は中央祠堂を正面に見ながら参道を歩き、あとちょっとの所の参道テラスの階段を下り、芝生の道を歩いて、「左手にある池の前に立って眺める」 ことになっています。この場所だと塔が5つ見えるからです。という定番の場所です。

そして、この池に蓮の花が咲いていて、写真は水面に5つの塔が映るように撮る。約束になっています。乾期で池の水も汚れ赤潮が発生しておりましたが、そのように撮ってみました。



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アンコ−ルワットは現代の技術を使っても造るのはちょっと大変だぞ!の相当カッチリした石造りの3層構造+5つの塔でできあがっています。

一周すると1キロ近い第一回廊の壁面には、ヒンズ−の神々の物語や、クメ−ル王朝の歴史が、彫られています。
そして、ここはその内側の、4つの沐浴池がある十字回廊です。第一回廊だけで、汗だくになるので、この回廊の日陰で一休みしなくてはなりません。

初めてアンコ−ワットに来た2001年の時は、第一回廊の彫刻を手抜きしながら眺めて一周しましたが、手抜きしてもこの十字回廊に来たときは完全にくたばっていました。

アンコ−ル・ワットに限らず観光というものは全て見てやろう!精神ではダメです。特に高温多湿がちな東南アジアでは10のうち3つくらいにして、あと2回くればいいんだ というくらいにしておかないと3日も体が持ちません。と、わたしの経験から断言できます。

が、そんな性格でないので、やはり12は見ておこうとなります。治りません・・・

 

146304.jpg (18454 バイト) 「夏ツバキ(沙羅)は沙羅双樹とは違う!」と言っても、何としても聞き入れない日本人がいます。
沙羅双樹はフタバガキの木です。

江戸時代にここが祇園精舎だと思ってやってきて、壁に落書きをした人がいます。
「祇園精舎」はお釈迦様が教えをといたお寺。大体「祇園精舎」と漢字で書きますがもとはサンスクリット語。インドに行って「祇園精舎」といくら叫んでも通用しません。日本国は文化辺境の極東の地です。

その落書きがこれ、十字回廊の壁にあります。

このくらいにして、階段を上がり、第二回廊へ。

 

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第二回廊から内側へ出ると、100m四方くらいの広場になっています。2001年の時には人影もまばらでしたが、今は次から次へと団体観光客やってきて、人が写らないよう 静かに写真を撮るチャンスもありません。

そして、その広場に立って見上げるとものすごい角度で、東西南北に隅に一つづつの4つの塔に囲まれ中央の塔、合計5つの塔と、それを結ぶ第三回廊があり、それが中央祠堂です。

 

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第二回廊の壁面にも装飾、彫刻がほどこされています。デバダ−像もいろいろ。上手だなぁ〜思うのもあれば ちょっとヘタもあります。大工事だったアンコ−ルワット建設。参加した職人の腕前に差があったのでしょうか。
それに比べると、インドネシアのボロブドゥ−ル遺跡やプランバナン遺跡は全てがパ−フェクトで、そこらがちょっと惜しいアンコ−ルワットかなです。

わたしはこの表情も豊かな3人?並んだデバダ−が好きです。

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石の床の上には屋根や屋根の壁面、塔から壊れて落ちてきた石片がゴロゴロ転がっています。その石片にも装飾や彫刻がほどこされています。

石造りですか、継ぎ目が風化してきて、落ちてくるのでしょうが、この時も各所が修理中。これからも続いていくでしょう。

 

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右が第二回廊で左が塔がある中央祠堂、その距離はわずか。

 

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目では全貌が見えますが、中央祠堂が急すぎて、28mmで撮ってみましたが一部しか画面に入りません、北の塔です。、

 

 

 

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そして、真ん中あたりから南の塔がわ

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塔の屋根も凝った造りをしています。これが剥がれて落ちてくるのです。

 

146317.jpg (33062 バイト) どうやって中央祠堂へあがるか?

つい、人物が写ってしまいました・・・・
背景の石の棒のようなものが階段です。足を横にしてやっとの巾。で、急勾配。
降りるときはどうするかという危険階段です。

2001の時は、さてと思った時、雷鳴とともに雨が降り始め、滝のように水が流れおち・・
誰も上れませんでした。よかった〜上れなくて。

 

 

 

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非常に危ない上り下り。それに観光客が増えて、石がすり減って という遺跡保護の観点から、2007年から北の塔にも安全で、遺跡を痛めないようにと、専用の階段が建設中です。たぶん、2008年中には完成しないでしょう。

ということで、第三回廊へは登坂禁止でありました。よかった〜 危ない目に遭わず・・

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