1472 ヒガンバナ

 

些細な事や平凡な事こそ大切で、そこに真実があります。人の生き方も一緒。小さな事や些細な事を大切に、毎日、コツコツと黙々とこなしていく、平凡な暮らしこそ偉大な人生と思っています。

と、書くと『森羅万象』は派手!と、いうご批判を受けそうですが、そうでしょうか?我が社は小さな事や些細な事を大切に積み上げて、虫の目主義で営業しています。と、確信しています。

そう言えば先週嬉しい事がありました。ラオスのために10年以上頑張ってきた、私も3年だけお手伝いした、ラオス支援のプロジェクトのS隊長から・・・「今年は最後の年だから、見納めに頑張ってくれた アベさんも一緒にラオスに行こう!」の電話が。遊んでいるようで、働いているような、小さな事にもコツコツの努力が認められ。
体力気力に自信もないし・・・行くかどうかは未だ決めてませんが、男の友情は良いなぁ。と、嬉しがっているところです。

と自慢したところで、些細な部に移動します。


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意外と暖かい日曜日、最近すっかり弱った足腰を何とかしなくてはと、ソロソロと散歩してみました。冬には何も無いと思いがちですが、真冬の道端やあぜ道には、ヒガンバナの葉が青々と茂っています。家から5500歩辺りで休憩、腰を下ろしてヒガンバナについて考えてみました。

ヒガンバナは秋の彼岸の頃に咲くから彼岸花。いろんな呼び名があって、曼珠沙華も。しかし、曼珠沙華は古代インド仏教の花の名で、たぶんデイゴの花のこと。文化辺境地の日本ではよくある勘違いかと思われます。

『道の辺の 壱師の花の いちしろく 人皆知りぬ わが恋妻を』(柿本人麻呂歌集)と万葉集にもあるので、昔の日本にもあったようですが、もとは中国の植物。

どの時代に日本に渡ってきたか、あるいは、まだ日本列島に人が住んでない時代にあったか・・・分かってないようです。

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韓国名はサンチョ(相思華)。葉は晩春には枯れて、花が咲く秋には無い。葉は花を思い、花は葉を思う。韓半島の人々もなかなかロマンチックです。

私にとって、ヒガンバナの不思議はここです。どうして花と葉が一緒でないんだろう??? 今咲いてるロウバイも、これから咲く、梅や桜も葉がない時にまず花が咲きですがすぐ葉が出る。

ヒガンバナはどうしてこんなに別々の時期なんでしょうか?ものすごく不思議です。しかし、不思議と思うのも不思議。どうして一緒じゃないといかんのか!という疑問も湧いてきます。が、取りあえず

他の草が生えてない時期に、太陽の光を独り占め。たっぷり栄養を蓄えておく。という、優れた戦略なんですね。きっと。栄養は確保したから、別々でもかまわない。

でも、これだけ背が高い葉だから、春に他の草と光採りの競争しても負けないはずなんですが、寒さに耐えても安全策でいく。という、慎重な性格か、葉と花は仲が悪いのか・・・・

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ヒガンバナは田・畑の周り、あぜ道や道端や川の土手によくあります。そんな場所以外には意外とないのが、不思議です。

田・畑の周り、あぜ道や道端や川の土手などは、必ず年に二三度は草刈りがあります。草刈りがある場所では、刈られても平気なイネ科の植物など、草刈りに強い生物が残っていきます。ヒガンバナも草刈りがされる場所で繁栄している、人里植物なんですね。

田んぼや畑が増え、ヒガンバナもどんどん日本中に拡がっていったに違いありません。そして、根(鱗茎)で増えるので、栄養確保の冬に葉が刈り取られない限り、絶えることはない。から、草刈りが無い、冬に葉を出していても安心です。

人とともに繁栄したヒガンバナです。が、人間が地上に現れないずっと昔からあった植物。その頃はどんな所に生えて増えていたのでしょうか???

 

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『自然の戦略は奥が深い  理由なんかない! 考えても無駄  馬鹿め!!』

 『おっ!そうきたか!人間は考えるヒガンバナじゃ!』  座っている間に体も冷えてきたので、また、5500歩を歩いて家に帰りました。午後からは雨が降り出した日曜日でした。

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と、めでたく完成と思ったら

あべさん こんにちは彼岸花の記事拝見しました。韓国名のことに触れられていたので、韓国オタクのMorris.としては、つい突っ込みたくなりました(^_^;)なぜか日本では彼岸花の韓国名を相思花(サンサファ )というのが通説になってまかり通っているようですが、これは事実誤認ではないかと思います。相思花(サンサファ )は夏水仙のことです。まあこちらも彼岸花科ですが。彼岸花は石蒜(ソクサン )です。

 

というお便りがMorrisさんから届きました。生兵法は失敗の素。確かにヒガンバナは漢名(生薬名)で石蒜でした。感謝しつつ、お詫びして訂正します。Morrisさんありがとうございました。

しかし、名前の由来、語源は難しいですね。結局はなぜそんな名前にした?と本人に問いただすのが一番確実です。個人が勝手につくるHPは信用できん森羅万象も・・・この際、ヒガンバナも相思花と呼ぶことにしませんか。と、ごまかしなから、終わります。ま、

と、書いて約7ヶ月後、今日は9月19日 同じ場所に行ってみると、稲刈りも始まりヒガンバナも咲いてきました

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日本では庭に植える習慣がなく、あぜ道や、川の土手の花です。が、よく見るときれいな花。最近は庭で園芸種を見かけるようになりました。花文化も時代とともに変わっていくようです。

形で撮るか、赤い絨毯模様に撮るか なかなか写真が難しく、とりあえずこれにしました。この花が終わると秋。時間が経つのは早いなぁとあちこちに咲いている彼岸花を眺めながら家に帰りました。