1528 カンボジアの旅(42)ワット・プノンの朝

何時どんな場所でもぐっすり眠れる人が羨ましい。朝6時に眼が覚めそのままカメラを持って散歩に。


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ホテルの朝は早いが、6時だとまだ人影もない。ガランとしたロビ−を通って、アメリカ大使館が真ん前に見える正面玄関へ。おはよう、ありがとう。しっとりと重い朝の空気の中を、ホテルの左手にあるワット・プノンへと散歩してみた。

プノンペンは熱帯モンス−ン気候。「熱帯は暑い」と思いこんでいる人も多いようだが、例えば日本の夏の方がよほど暑い。気温が35度とか37度とかまで上がる事はない。けれども、涼しい朝とか、爽やかな夜風とかも無い。一日中何となく暑く、季節の温度差もわずかである。急がず、慌てず、仕事もほどほどにを守っていれば、それとははっきりしないけれど、移り変わっていく季節の彩りのある東南アジアの暮らしは心地よく面白いものです。


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空気をかき分けるようソロソロ歩いて、あっという間にワット・プノンの麓に着き、振り返ってアメリカ大使館を見ると、もう人の列ができていました。ビザ取得の列なんか? 自分たち以外の主義や文化を認めない、認めないというよりは知らないアメリカ合衆国によって、国を破壊されカンボジア。アジアの一員ありながら、アジアに無関心であり無知である日本。しかし、経済援助はするが「主義、主張がない いい国日本」であり続ける方がいいのかもしれない。

 

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お供えのハスの花売り屋も開店して、ワット・プノンの朝は始まっていました。

 

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5分くらいで公園風のワットプノンの麓を一周して裏手に出ると、バイクタクシ−、風船売り、食べ物売りが密集していました。

 

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歩道にはテントが張られ、テントの下には100mはある長い人の列。列を追って先へ歩いていくと そこは KANTH BOPHA 財団の小児病院。子供達を抱いた長い人の列でした。朝6時から並んで病院に子供を連れていくカンボジアの医療は厳しいものがあります。

終身雇用、年功序列で発展してきた日本。過去を否定するのが政治家の仕事。「これではダメだ改革」という、口車に乗って、検証もしないままに 社会の崩壊が進んでいく日本。終身雇用、年功序列は安定した社会をつくる最も優れた、世界に誇る制度を放棄したのは誤り。この制度を世界に輸出すべきであったのです。経済原理だけでは、人口が少ない地方は成り立たず、都会では貧富の差が拡大していくのは明白。病院や学校がドンドン減って、途上国化する日本は大丈夫なんでしょうか。

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ホテルのすぐ裏がKANTH BOPHA小児病院。ホテルの玄関へと戻る途中に、それは大きなインド菩提樹がありました。インドのブッタガヤにある、お釈迦様がその木の下で悟りを開いたという菩提樹を一度は見たいものです。

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