1530 カンボジアの旅(44)カンダ−ルの川岸にてA

 

本棚にあった沢木耕太郎の 『深夜特急』 を読み返してみました。彼がロンドンまでバックパッカ−の旅をしたのは26歳の時。30歳を越えてから『深夜特急』書いた。という辺りが微妙で、旅のガイドブックでもなく文学でもなく、そこらが面白い本です。男前では圧勝ですが、文章力では関川夏夫に負けています(違いがある?)。

読んでいくと、食べ物や宿泊費が今の値段とあまり違わないのに驚きます。円が今の1/4 〜1/5くらいしか値打ちがないんですね。経済大国なったことが実感できます。

旅をしてそれなりの体験をすると、なにがしかは衝撃があります(全く受けない人いるでしょうが)。26歳という年齢が微妙です。JICAの協力隊員のような もうちょっと若い世代とすれ違う事があります。衝撃を受け、その事が忘れられず、その後も海外で援助活動をする若者もいます(業界用語では「外ごもり」)。

その点、私くらいの歳になると、主義主張や人生観も軟弱になり、『人生は混沌』、『幸せとは何か や 善悪定め難し』と衝撃をかわし、あるがままにただ受け入れるようになります。未だ若いうちに旅にでるか、世の中の仕組みをある程度知ってから旅するか、旅の年齢は大切だなと思う今日この頃です。

 

おしゃれな木陰レストラン前の川岸には

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流れがない入り江のような場所があって船が停まっていました。


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漁師をしながら、家は船。という暮らしをしていました。しかし、こんな網を適当に入れ、それで魚が捕れる。メコン川は偉大です。

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私がウロウロしてるのを見て、いち早く跳んできた、なかなか愛嬌がある、船で暮らしている子です。

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『あんたらもおいでっ!』 と仲間を呼び集めて、記念撮影。ポケットに飴でも入っているとよかったけどね・・・、みんなが写った画像しかなく・・・『あっ 写ってる!』 順番に見て貰って楽しみました。

隊長時間です! ということでカンダ−ルの川岸からの報告を終わります。

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中学の時からカメラ小僧。記録写真に徹していましたが、フト、写真展用の写真(人に見せるための げいじゅつ写真ですね)を撮っていた時期がありました。気の迷いです。決まり切った技を使えば何とかなりましたが、シックリきません。

幸運な事に身近に親しくしてもらっていた本物の芸術家が居ました。『そういうのは写真でも芸術でもないよ」。やっぱりそうか。写真展のために写真を撮るの時間とお金の無駄使い。自分のために写真を撮りましょう。

@素直な写真が一番!
A平凡だけど、改めて見るとなかなか面白い。
B撮った自分が写ってる(撮ってる人の様子が思い浮かぶ)
で何となく写真からわき上がってくるものがある。

私にとってはこれがよい写真。ちゃんと撮れてるでしょうか・・・(-_-)゜zzz・・・

沢木耕太郎はカメラを持って、『深夜特急』の旅をしています。カメラはニコンFかF2。彼ならきっと良い写真を撮ったはず。と、『深夜特急』を読みながら思いました。