290 庭のゲスト、ツマグロヒョウモン

小さな庭ですが、草木があると思わぬゲストが訪れます。木を食べて枯らすカミキリや触ると痛いイラガは困りますが、今回は嬉しいゲスト、ツマグロヒョウモンの話題です。

 

2901.jpg (17751 バイト) これです。棘だらけで、黒地に派手な赤の、いかにも困った、絶対好きにはなれそうもない虫です。

最初は気がつかないのですが、2cmくらいになって、あのシェークスピアが「香りはビーナスのため息」と褒め称えたスミレを求めて、庭をこちょこちょと移動しはじめると分かります。

例年は庭に勝手に生えているタチツボスミレを茎だけ残して食べるのですが、今年は鉢植えのパンジーが気に入って親が春に卵を産み付け、そこで育ちました。まあ、スミレなら何でもいいようです。

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体が4cmくらいになってサナギになりました。
サナギにも棘があります。
頭の方には(写真では下)金色の盛り上がった小さな突起が10個くらい。本物の金!と思うほどの金色です。

 

 

 

 

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10日くらいたって、朝でがけに見ると、羽化が始まっていました。写真のはオスでした。
不気味な虫ですが、スミレを食草とするツマグロヒョウモンという蝶です。6月末頃からスミレがあるような草原にいくと盛んに飛んでいます。


蝶は野外のものと思っている人もいますが、ミカンにくるアゲハチョウと並んで庭先でもよく育つ蝶です。
パンジーの花が終わってもちょっと我慢していると、親が飛んできて卵を産んでくれるかもしれません。こんな虫がいたら少しの間そのままで見守りましょう。

 

 

 

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これがメスです。10匹くらいとささやかですが、毎年初夏と秋に我が家の庭に現れます。来年も来て欲しいツマグロヒョウモンです。