529 ナンバンギセル

 

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葉も無く、栄養はすべておまかせで、ススキやミョウガ、サトウキビの根に寄生するナンバンギセル。秋吉台の秋の始まりを告げる花です。珍しいようでもあり、ある所にはあり、ススキの根本を探すと、すぐ見つかります。花が終わると芥子粒のような小さな種がいっぱいできます。

 

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ナンバンギセル(南蛮のキセル)という名前で呼ばれています。が、『道のべの尾花が下の思い草−−−』。 「思い草」 の、おもわせぶりの古い名前も持っています。

万葉集には「忘れ草=カンゾウ」は何回も登場しますが、この「思い草」はただの1回きり。
どこにもあるし、見逃すはずもないし、せっかく「思い草」とロマンな名前もつけたのに。大体が、何でも愛や恋の歌にしてしまう万葉人なのに・・・・、ただ一回きりというのは大いなる不思議。

しかし、1.2本が静かに咲いているならともかく、こんなに元気よく集まっていると、・・・うるさいぞ!となってしまうので、さすがの万葉人も騙しの歌には使用を控えたのでしょうか。

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