809 ヒトリシズカ、躍る

春がきてヒトリシズカの季節になりました。ヒトリシズカはあの悲劇のヒロインの静御前にイメ−ジをだぶらせて、名付けられています。姿と「一人静かに舞う−静御前」というロマンな名前に惹かれてか、人気の山野草となっています。
が、私はこのヒトリシズカという名前を聞くと、過激に反応する悪いくせがあります。

というのも・・・・・


8091.jpg (103155 バイト)


Wb00955_.gif (255 バイト) Home

人が、自然をそれぞれの思いを託して眺めるのは決して悪い事ではありません。
しかし、勝手な思いこみは感心しません。
まず、「あるがままの姿をよく観察してから」が大切ではないでしょうか。大体勝手に思われた生き物にも失礼というものです。

どう無理して眺めても、「一人静かに舞う静御前」ではありません。他の植物が伸びる前に、光が遮られない前に、光を求めていち早く咲く、早春の小さな植物がこの植物の姿ではないでしょうか。

私には春の光を浴びて、みんな「楽しく躍っている」ように見えます。春の光がうれし草です。