841 ササユリ−さゆり

 

白百合は聖母マリアの花。高潔と純潔の象徴。フランス王家やフィレンツェ王国の紋章はユリ。女性の名前の「リリ−」「リリアン」「スザンナ」「ス−ジ−」などは ゆり子さん や ゆり恵えさん。また、『谷間のユリ』はスズランのこと。聖書の『野のユリ』はユリではなく花の意味。と、西欧ではバラと並んでユリは花の代表、代名詞にもなっている、人気の花です。

日本の花壇でも西洋のユリ達が大人気です(あまり好きではありません。派手すぎ。ほどほどが一番です)。しかし、そんなユリの多くは、もともとは日本のヤマユリ、カノコユリ、テッポウユリ、スカシユリなどが西洋に渡り、で改良され、作り出された園芸種。みんな華やかに変身して里帰りしたユリ達です。なので、日本は世界のユリの故郷と言われています。


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ササユリが好きです。時期がだいぶん遅くなりましたが、未だ咲いているかもしれないと思って、小雨の22日の日曜日、山口から40Kmくらい離れた、山間の鹿野町に行ってみました。

杉林や雑木林のはずれの、明るい草原に多いササユリ。そんな場所を探して、1本、2本と、何とか発見できました。
「少し遅かったね」「でも今年も見れてよかった」と眺めていると、通りかかりの人が、もっと咲いているかもしれないと、大きな農家を教えてくれました。その農家の裏山はそんな感じの草原で、咲いていました。
納屋で薪割りをしていた熟年のご夫婦に挨拶をすると
「10日前は40本、6月初めには100本くjらいは咲いていたのに」「来年はもっと早くおいて」
という事でした。

ところで
葉が笹に似ているからササユリですが、「さゆり」とも呼ばれています。「さゆり」は 小百合?早百合?「吉永早百合」と「吉永小百合」ではイメ−ジが違うので (-_-)゜zzz・・・ どっちなんでしょう? ササユリの花は決して小さくないので、早百合と思うのですが ・・・・。牧野富太郎の図鑑には「咲く時期が他のユリより早いので」とあったのできっと早百合。
しかし、念には念をいれて・・・・

同じ「さ」がつく 「さおとめ」「さなえ」はどんな字?早乙女か?五月女?か調べてみました。
皐月は五月(さつき、旧暦、今の6月)。5月に(田植えの神事で)聖なる神田に、早苗を 植える女性が五月女(早乙女の早には若いという意味もありますが)です。なるほど、サは5月という意味(と国語辞典に出ています)。

┌|∵|┐└|∵|┘分かりました。
早い時期に咲くからではなく、5月に咲くユリだから「さゆり」ですね。

さっそく「吉永小百合」ファンクラブのHPにアクセスすると小百合様は3月13日生まれ。・・・ 5月生まれじゃない (-_-)゜zzz・・・。美人は何でも許される (-.-;)y-~~~。


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2本並んでいるだけでも、そこらが甘い香りに満ちています。100本も並んで咲いたら香りの洪水、そして、素晴らしい風景でしょうね。「濃いピンクの花も咲くから」「6月になったらすぐおいで」。来年が楽しみです。忘れず行きます。

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