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GUNDAM CHRONICLE 11


A.C.

0001

アフターコロニー歴制定。

人類は新たな可能性を求め地球から宇宙に進出した。

人類最初のスペースコロニーの建設が開始され、人々の多くを労働者としてその開発に従事させた。しかし、様々な疾病や、未開発コロニーの不安定さに要因するコロニー計画の失敗も多く、またコロニー間同士の紛争による衝突が続く。地上各所での紛争は依然として継続。

第1次コロニー計画は、100年にわたる試行錯誤の時代を辿った。しかしこの間の失敗のデータの蓄積が、有能な指導者、科学者や技術者を生み出した

0022~

永住型宇宙ステーションの研究結果をもとに、L(ラグランジュ・ポイトンの略・エルと呼称)1においてコロニー建設開始。各国は国威鼓舞のためコロニー建設を援助。紛争が多い地上を嫌い、コロニー建設を助成。コロニー作業従事者が急増。

新種の疫病の発生や苛酷な環境などのため建設は大幅遅延

0040~

地上の紛争が宇宙開発にも波及し拡散。敵対する国家のコロニー同士による武力行使、妨害工作が頻発。

対立が激化、建設途中の多くのコロニーが破壊される

0050~

宇宙移民そのものの衰退。コロニー建設企業の計画見直し、開発中断、延期が急増。各国の紛争による損害のため、計画への援助が減少し、コロニー建設に当たっていた企業も国家の後ろ盾をなくしてしまったため移民計画自体が見直される。

宇宙開発そのものの中断、もしくは延期が相次ぐ。

枯渇した原油産業を見限った中東諸国の参入によってコロニー建設はかろうじて継続される。

L1以外のラグランジュ・ポイントでもコロニー開発開始

0070~

コロニー建設資材の調達を巡り、各コロニーの紛争頻発。地球からの資源補給が枯渇し、各国家及び各コロニー間の資材の私掠や強奪が頻発。

中東諸国が危機回避のため、各コロニーに対して特使を派遣、仲介に乗り出す。

中東諸国が中心となって小惑星を調達。それらを資源衛星として利用開始。

資材、資源の調達手段が再編成されコロニー間の衝突は回避。開発は継続される

0102

ラグランジュポイントに最初に建設されたL1コロニーの完成をもって、長きにわたったコロニー計画はその最初の成功例を得る。続いてL2〜5コロニーも完成し安定。更に人々は多数のコロニーをこの初期型コロニーを中心に増設し始めた。

この結果、コロニーの軌道集落群(通称コロニー群)を形成。以後、コロニー建設ラッシュの時代が四半世紀続く。この受け皿を以って、宇宙移民の急増。AC100年当初には宇宙移民が全世界人口の15%を占める。以後このパーセンテージは後の戦乱の時代を迎える直前まで増加し、最大18%を超えるところまで増加。この間にはコロニー間同士の紛争も少なく、疾病も未然に防げ、科学の進歩がコロニーの安定を飛躍的に向上させた。

一方、地球国家間には紛争が続発、激化。

人々のコロニー流出によって各コロニーの母国は衰退し、その活力を戦争に求めたのである。宇宙コロニーでの人類の繁栄とは裏腹に、地球では1世紀半に及ぶ戦乱の時代が到来する

0130

地上の紛争により人口が宇宙へ流出。地上の各国家に衰退の兆候

0133

地球各国は平和維持目的のため地球圏統一連合発足。紛争回避の機運が高まり、合議制の集団安全保障組織の設立を促し、平和維持力として連合軍創設。連合軍は圧倒的軍事力で反発する国家を制圧、紛争の消滅に活動する。

竜一族がA0206コロニーに強制移住

0130~0140年代

地球圏の紛争は下火になったが、連合軍は組織存続のために、コロニーを含む小国を戦争に追い込んでいく。

この頃からロームフェラ財団による、連合軍への資本投入が増大する

0139

経済的にも安定し発言力を増大させた各コロニー群は、相互の交流を関し、地球からの干渉を排除する目的で「コロニー自治機構」発足。コロニー側は連合による支配を警戒。連合はコロニー側の反抗と捉え、軍備増強開始

0140

コロニー間の交流が政治的な自主独立性を発生させることを恐れた連合が、地球と、コロニーを含む宇宙自治区すべてを、一つの世界統一機構で統率すべきだという構想を発表し、これが受け入れられない場合には武力を背景に、制裁の発動がありうると、コロニー側を牽制した。

コロニーの自治権放棄。一部の独立運動家は地下活動に入る。

この当時、各コロニーは法規的には、コロニー建設をした国民、企業が属する国家の衛星都市と見なされていた。母国が地球圏統一連合参加を表明すれば、自動的にその管轄にコロニーが組み込まれる仕組みを取られた

0145

地球側の使節団がL1コロニーに向かう宙域で攻撃を受け、行方不明になる事件が発生。コロニー側の軌道防衛部隊の仕業であるとの喧伝がマスコミを通して行われ、更にコロニー側が地球圏に軌道上から攻撃を仕掛けるのではないかという憶測が全世界にもたらされた(コロニー危険思想の蔓延)。非合法の独立運動激化。地球からの使節団行方不明事件

0147

コロニー側に滞在する一部の過激なテロリストの存在を独自の捜査網で確認した地球圏統一連合は地球各国に委任を取り付け、正義と平和の名の元に圧倒的な軍事力を以って各コロニーに進駐、テロリストの排除を開始する。

地球圏統一連合軍のこの一方的な駐留は、自治による捜査権を主張したコロニー側の抵抗を呼んだが、コロニー間の団結は、テロリスト隠匿容疑にすり替えられた。以後10年間に及んで駐留部隊の捜査が行われた

0149

地球圏統一連合総会において、各コロニー運営の母国管理が承認。それは地球圏の資産階級がコロニーの安定性を確認した上で、コロニー進出していく契機となり、投資、移民が増大。一応の平和、安定期に入る。

一時的に民主主義を取り戻し安定したかに見えた各コロニーに、第2移民時代が到来。この頃『宇宙には、無限の可能性と金が眠っている!』という言葉が流行。一獲千金を夢見る労働者が大量にコロニーに流れ込んだ

0150~

コロニー問題協議機関の設立。コロニー住民の連合支配への反発が強まり、在コロニー管理者たちが問題調停のため協議機関設立。各コロニーに支部を展開

0165

コロニー問題協議機関が、ヒイロ・ユイを代表に選出。協議機関が全コロニーに支部を展開。ヒイロ・ユイは実質的に指導者となる。

指導者ヒイロ・ユイの登場を以って、再びコロニー側の連帯の意識は啓蒙され、更に発揚される事となった。指導者ヒイロ・ユイは『地球の母国との間に於て、対等な主権を確立する為には、完全な非暴力、非武装が必要である』という理念を提唱する。

精神的な正当性を以って、地球圏統一連合の欺瞞に満ちた現体制に挑戦したこの行動は、地球圏統一連合の基盤を根底から崩壊させる危険を孕んでいた。

コロニー勢力は常に非武装を外交政策の主軸として地球圏に交わり、既得権の譲渡を承認させる寸前にまで至る

0170

ヒイロ・ユイの非暴力、非武装思想が、全コロニー及び地球の一部国家に賛同者を増やす

0173

「コロニー非武装宣言」と後年通称される自治宣言が、指導者ヒイロ・ユイの指導の元に、L1コロニーで、2年後のAC175年に採択決定。コロニーおよび地上の各国も批准に同調。ヒイロ・ユイ主導で、コロニーは事実上の非武装自治宣言をする。

L1コロニーの母国が多く含まれているアジア・エリアが、欧州エリアに対する経済的な主導力を、コロニーを背景に強化しようとした結果、進められたものであったとも言われている。が、その宣言計画発表は、他コロニーの信頼を指導者ヒイロ・ユイとその指導するL1コロニーに集中する結果を生む。

ロームフェラ財団、MS開発着手。地球圏統一連合の経済的運営者だったロームフェラ財団は、コロニー独立の動きに手を焼き、実力行使を用意し始める

0174

ヒイロ・ユイ、地球各国を歴訪。L1の母国であるアジア諸国を始め、非武装思想に共鳴する国家を中心に各国を訪問。「コロニー非武装宣言」への賛同国家を増やし、独立の調整を行う

0175

指導者ヒイロ・ユイ暗殺。コロニーは混乱。求心力を失ったコロニー勢力の行動は統一性を失い混乱の一途を辿る。「コロニー非武装宣言」採択の永久凍結。

初の実戦型MS、トールギスが完成。机上の計算だけで設計した為、あまりに高性能を求めすぎたMSである だが、テスト中パイロットが危険にさらされ試作機を残し製造中止になった。

連合のMS開発グループより、一部の科学者が逃亡。量産型MS開発に計画を切りかえ、リーオー生産。

軍事秘密結社「OZ」設立

0176

混乱したコロニーの治安を回復・維持するため、地球圏統一連合は初のMS部隊「スペシャルズ」をコロニーに派遣。MS部隊は圧倒的軍事力で全コロニーを軍政下に置く。

更に各コロニー間の自主的な連絡を遮断、コロニーの連帯を阻止。民主主義とは名ばかりの恐怖政治によって、地球圏統一連合は完全にコロニーを支配下に置くことに成功する

0177

連合による軍事介入頻発。それに伴い軍事制圧でスペシャルズが数々の功績を上げ、勢力を伸ばす

0180

財団を脱走した5人の科学者が密かにXXXG-00W0ウイングガンダム0を設計する。この頃逃亡した科学者に対するOZの追求が更に厳しくなる。XXXG-00W0ウイングガンダム0の設計を終え、逃亡した5人の科学者は各コロニーにばらばらに身を潜め始める。

地球圏統一連合に資金援助を続けていたロームフェラ財団が、宇宙空間作業用モビルスーツを戦闘用に変換する計画に着手した。この試作機の汎用タイプが、現在リーオー・タイプと呼ばれている機体である。

ピースクラフト王「完全平和主義」提唱。連合内の一国家ピースクラフト王家の、平和主義提唱は、一部の国家の賛同を得る

0180

OZ、獅子宮のOZ-06MSリーオーを筆頭に白羊宮OZ-07AMSエアリーズ、巨蟹宮OZ-08MMSキャンサーなどの黄道十二宮シリーズを開発、量産開始

0182

ピースクラフト首都、サンクキングダムへの連合急襲。連合の軍事介入で王国は崩壊し、ピースクラフト王は死亡、王子および王女は行方不明になる

0183

逃亡した5人の科学者が各コロニーにおいて、コロニー側から資金や資材の援助を受けXXXG-00W0ウイングガンダム0のデータを基にそれぞれが独自のガンダムを開発、製造して、オペレーション・メテオに備えた

0187

「マックスウェル協会の悲劇」

0188

X18999コロニー内乱。暗殺者アディン・ロウ死亡。ヒイロ・ユイ、ドクターJと出会う

0190

傭兵部隊の少年「名無し」が、ミディ・アンと出会う。

0191

外務次官ドーリアン邸近くで連合基地襲撃

0192

月面で、デュオ・マックスウェルがプロフェッサーGと出会う

0193

ロームフェラ財団を母体とする軍事秘密結社OZの総帥にトレーズ・クシュリナーダが就任。

OZの隊員はスペシャルズの名を帯びる、スペシャル・モビルスーツ部隊の隊員として、統一連合軍麾下に参加した。MSを主戦力とするこの部隊は、再び独自の軍事力を持ちつつあるコロニーや地球上の小国、あるいは反目する集団組織を次々と制圧していった。

マグアナック隊による資源衛星MO-V占拠。カトル・ラバーバ・ウィナーとマグアナック隊が出会う

0194

連合軍、A0206コロニー制圧。張 五飛、シェンロンガンダムに初搭乗

0195

オペレーション・メテオ(流星作戦)決行。この計画は連合に反目する一部のコロニー居住者達が、コロニーを守るために、反連合秘密作戦として、連合にその身を隠すOZの軍事力を排除する目的で決行され、5機のガンダムが地球に降下し、連合軍事拠点の襲撃を開始する。

ドーリアン外務次官暗殺。

コロニーとの平和を模索し始めた地球圏統一連合はノベンタ元帥他、連合首脳部多数を、流星作戦で地球に降下していたガンダムの攻撃で失った。ニューエドワーズ空軍基地にガンダム5機が集結。

「オペレーション・ディブレイク」発動。OZによる地球圏統一連合解体開始。地球全土をロームフェラ財団の支配下におく。

コロニーを人質にとられ、ウイングガンダム自爆。

ゼクス・マーキスのOZ脱退。南極でゼクス・マーキスとヒイロ・ユイ激突。

レディ・アン特使による各コロニー懐柔策開始。平和維持機関を装うOZは、連合から各コロニーを解放。一方で無人MS、モビルドールを開発、軍備増強する。同時期0システムが実戦で初めて使用される。ガンダムは表面上コロニーの敵になる。

シンガポール基地でガンダムサンドロック自爆。ガンダム4機、宇宙へ上がる。

ウィナー家の資源衛星で内乱。ウィナー家当主死亡。

ウイングガンダムゼロによる、コロニー襲撃。

ロームフェラ財団に逆らいトレーズ・クシュリナーダ失脚。幽閉される。OZ内部分裂。新生OZとトレーズ派の内乱激化。

サンクキングダム復興。

サンクキングダムへOZ侵攻。完全平和主義を受け継ぎ王国を復興したリリーナ・ピースクラフトが、一部国家の賛同を受け、OZの攻撃目標となる。ガンダムゼロとガンダムエピオンが激突。

女王リリーナ誕生。ロームフェラ財団の代表に就任。ロームフェラ財団はリリーナ・ピースクラフトの求心力を利用、各国家の賛同を得て、地球は一時的平和を得る。宇宙戦艦ピースミリオンにガンダム5機集結。

地球圏統一国家発足。

コロニーで反地球組織「ホワイトファング」が蜂起。ホワイトファングの指導者としてミリアルド・ピースクラフト(=ゼクス・マーキス)が就任。巨大戦艦リーブラをOZ宇宙軍から奪取、完成の上、地球に宣戦布告。

トレーズ・クシュリナーダのOZ復活。リリーナ・ピースクラフト解任。

ホワイトファングと世界国家軍の最終決戦。トレーズ・クシュリナーダの世界国家軍がリーブラと正面対決。すべてを決着させるため、ガンダム5機も参戦。地球降下を開始した戦艦リーブラを大気圏直前で爆破。戦争集結。トレーズ・クシュリナーダは戦死、ゼクス・マーキスは行方不明。

「地球圏統一国家」発足

0196

X18999コロニーが地球に宣戦布告。マリーメイア軍、真オペレーション・メテオ決行


この時代の掲載作品リスト

OVA『新機動戦記ガンダムW ENDLESS WALTZ』

TV『新機動戦記ガンダムW』

漫画『新機動戦記ガンダムW EPISODE ZERO』


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